人見知りな生後4ヶ月半の子犬

by 渡邊 春美

犬の人見知りコラム

人見知りをする生後4ヶ月半の子犬がいます。名前は”みずき”。福島県いわき市の被災地で野良犬として生まれ、保護された女の子です。

昨年の東日本大震災以降、福島県の被災地の犬を保護し必要なトレーニングをし、里親様を見つける活動を行っているのですが、この子犬もその活動の中で出会った子犬です。

“みずき”は生後約3ヶ月(推定)の頃に野良犬として捕獲され行政の施設で過ごしていました。人見知りでなかなか人に慣れないため、一般の方への譲渡ができないでいる状態でした。

そこで、私の所属している『日本ドッグトレーナー協会 保護犬支援プロジェクト』で、この子犬を保護し、必要な人慣れ・トイレ等のトレーニングをして里親様を探すことにしたのです。

“みずき”が人に慣れるのには、一緒に保護した姉妹に比べても時間がかかります。知っている人でも状況によっては「怖い」と感じてしまうようです。こういうタイプの子の場合は、無理に人に近づける事で更に人が怖くなってしまうので注意する必要があります。

では、どうするか?一番良いのは、その子のペースに合わせて無理をしないこと。まずは遠いところからその人を子犬に見せ、子犬が自らその人に近づくのを見守ってあげることです。『無理のないペース』これが大事です。最終的には、その人から大好きなおやつを貰い、子犬が「この人は怖くない」と思えたらべストです。

知らない人からゴハンをもらう“みずき”

“みずき”も、人との対面を無理なく行うことで、少しずつ大丈夫な人が増えてきています。最初は、人の目を見ることもできませんでしたが、最近は人の目を見てアイコンタクトを取ることもできるようになり、ボランティアさん達と遊んで過ごすこともできるようになりました。ゴハンを持って外に行き、知らない人からゴハンをあげてもらうというのも人慣れの良い練習となっています。

みずき 生後約4ヶ月半 女の子

みずき”が人見知り克服のためのトレーニングを始めて3週間が経ちました。少しずつ人間社会に慣れ始めた“みずき”は、社会化トレーニングも頑張っています。里親様募集中の“みずき”の将来が、光あふれたものになりますように。

About these ads

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中